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食欲の秋、読書の秋、行楽の秋と、秋にもいろいろありますが、家具調仏壇とは切っても切れない関係にあるのが芸術の秋。なぜなら、おりんや具足をはじめとした数々の仏具は、 古から継承され、用と美を融合させた、伝統工芸品だからです。

佛光堂で取り扱っている仏具のほとんどは、鋳物のまち・高岡で製造されている高岡仏具です。原型、鋳造、研磨、装飾の各工程ごとに、 熟練の職人たちが手作業で仕上げており、一流というべき品質を叶えています。

材質には真鍮がよく使用されます。真鍮は銅と亜鉛の合金で、経年にあわせて色彩と光沢が深みを増すほか、加工がしやすく繊細で美麗な装飾が楽しめます。そのほかの材質には、銅、銀、銅と錫の合金である砂張（沙張）などがあり、それぞれにすぐれた特徴をもっています。

家具調仏壇の普及にともなって、 高岡仏具にもモダンなものが増えてきました。例えば、おりんは、場所をとらないコンパクトタイプのものや、片手で鳴らすベルタイプのものがよく選ばれています。

また、具足も、伝統的な役割と現代的な機能・意匠をかねそなえたものがいくつもでてきました。

家具調仏壇とコーディネートすると、より洗練された印象になりますね。

仏具とひと口にいってもサイズ・デザインともにさまざまなので、ご購入の際は実物を見て比較検討されることをおすすめします。ご自宅のお仏壇や家具調仏壇とのコーディネートもおまかせください。暮らしにもっとなじみとけこむ、そして、ご先祖様をもっとそばに感じる、 祈りの場や偲びの場をご提案させていただきます。