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あと2週間ほどでお盆がやってきますね。お盆にすることといえば、迎え火、灯籠流し、精霊棚飾りといろいろありますが、真っ先におもいうかぶのはやはりお墓参り。くわえてお仏壇参りやお寺参りをするかたも多く、お盆は1年のうちでもっとも合掌・礼拝をする期間といえるかもしれません。

合掌・礼拝のときにつかうものといえば数珠です。もともとは玉を繰ることにより念仏を唱えた回数を数えるためのもので、日本に伝来した当初は一部の僧侶や貴族のみが所持するにとどまっていました。しかし、鎌倉時代になると庶民も所持するようになり、手に掛けて故人との縁を繋げるためのものとしてつかわれはじめます。

このようにして、現在、もっとも身近な法具となった数珠、本式数珠と略式数珠の2種類があることをご存知ですか。各宗派でのみ使用できるのが本式数珠、宗派を問わず使用できるのが略式数珠で、ほとんどのかたは略式数珠をもたれているようですが、宗派がおありなら本式数珠をあわせてもたれてもよいかもしれません。 また、玉の材質には、天然木、天然石、象牙、珊瑚、ガラスなどが、房の形式には、松房、頭房、切房、紐房、梵天房などがあり、 これらについては宗派による決まりはないので好みにあわせて選ぶとよいでしょう。

このほかにも、佛光堂ではさまざまな数珠を取り揃えています。ご自分用はもちろん、成人、就職、結婚など、人生の節目の贈りものにもふさわしく、愛着をもってつかいつづけていける数珠との出合いがあるかもしれません。そして、そんな数珠こそが、お盆のお墓参りはもちろん、毎日のお勤めや葬儀法要のとき、 合掌・礼拝するみなさんの想いにそっと寄り添う一連になってくれるはずです。

※掲載商品は佛光堂にて実物をご覧いただけます。
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